デミオで山陽 山陰旅行10!松江城観光はちどり娘に決まり!
今回、ホテル玉泉を楽天から予約しました。
ガイドブックにも、「むすぶらり 着物姿のちどり娘が松江城をご案内」
と書かれていましたし、ホテル玉泉の宿泊プランに
【国宝 松江城観光プラン】松江城の歴史を語る「ちどり娘」ガイド付き
とあったので、こりゃ手間が減ったと予約したのです。
で、この記事を書くために「ちどり娘」のガイド付きじゃない普通のプランと
ガイド付きプランを同じ部屋で比較してみたんですが、料金は同じでした。
松江城天守閣入場と、ちどり娘のガイド付くプランの料金は800円なので、
その分お得になるみたいです。
ちどり娘ガイド付きプランを予約して良かったです。
松江城観光はちどり娘に決まり!
ホテル玉泉を午前9時ごろ出発し宍道湖沿いを松江城を
目指します。
今日は、今回の旅行初の良い天気です。
DJデミオのソウルレッドが青い空と湖に映えていますね。
松江大手前駐車場に到着したのは午前9時45分で、ちょうど良い
時間です。(1時間300円)
松江大手前駐車場は1時間300円ですが、松江城など対象観光施設を
利用すると8:00~19:00 までの駐車料金上限800円に割引されます。
なので、駐車券を携行して観光してください。
入口、出口が別方向なので注意が必要です。
ぶらっと松江観光案内所に、10時10分までに集合なので
ぶらっと松江観光案内所を探すのですが、パッと見たところ
それらしき建物は無く、案内板も見つかりません。
一番目立つ堀川めぐり大手前乗船場の方に聞くと
『あー分かりにくいけんね、石垣の向こうやけん』
と教えて下さいました。
ぶらっと松江観光案内所はあります。
無料で手荷物を預かってくれるので、お客さんがたくさんきていました。
受付を済まして待っていると、今回のちどり娘ガイドツアーは
私ともう二組で、全部で5名参加のようです。
なお、すでに松江城天守閣入場券を持っていても、250円で
ちどり娘のガイドツアーに参加できます。
こんな格安で、松江ツーリズム研究会大丈夫なんでしょうか。
お待たせしました、松江城を案内してくれるちどり娘さん登場です。
(掲載許可いただいてます)
(カメラ目線の正面画像が無かったので、画像をいただきました)
ちどり娘さんの自己紹介の後、一緒に松江城を散策して行きます。
石段を上がって行きます。
各ポイントで解説して下さるちどり娘のWさんです。
↑は石垣の中にハートの石があるそうで、分かりますか?
分かった人は幸せが訪れるはず?です。
↑のような紋が刻まれた石垣もあります。
紋はいろんな種類がありまして、ちどり娘さんが説明してくれます。
壁には控え柱があり、戦のときにはこの上に板を渡して足場にし
攻撃できるようになってるんだそう。
松江城にしかないそうで、ちどり娘さんの解説に『ふーんなるほど』と
感心するばかり。
松江神社です。
松平直政公(松平初代藩主)や堀尾吉春公、松平治郷公、徳川家康公を
祀った神社です。
狛犬が特徴的で、二頭とも威嚇するように尻尾を上げています。
残念なことに右側の狛犬は顔が崩れ、足の間に置かれています。
狛犬は出雲特産の来待石(きまちいし)で作られてるそうで、
『松江藩主は御止石として藩外に持ち出しを禁じたほど大切に・・・』
と随所にちどり娘さんの解説が飛び出します。
なお松江神社の隣にある、島根県指定有形文化財の興雲閣は
2階の大広間を貸しきれるそうです。
(1時間2083円)
『是非、借りられてはいかがでしょうか?』(笑)とちどり娘さんからでした。
いよいよ、松江城天守に近づいて行きますよ。
本丸に攻め入ります。
松江城天守が見えてきました。
ここで、ちどり娘さん、
『この場所も撮影スポットなのですが・・・・』
と右側に移動です。
全国に現存する12天守のうち山陰地方に現存するのは
松江城だけです。
国宝になっただけあって立派なお城です。
いよいよ松江城の天守に入ります。
天守内は土足厳禁です。
松江城が国宝指定になった決め手の、祈祷札のレプリカです。
発見された祈祷札には、慶長16年正月吉祥(1611年1月)と
書かれてあり、築城年数が書かれてありました。
しかし、松江城の祈祷札とは分からないため、柱に当てて
確認したところ釘穴が一致し松江城の祈祷札と判明したそうです。
天守を支える柱に貼られている、包板の説明をするちどり娘のWさん。
松江城の柱は姫路城のような、1本の木の通し柱ではなく
2階分を貫く通し柱になっているそう。
『ふーん、なるほど・・・』
と知らないことばかりなのです。
ちどり娘さんのおかげで柱にあるハートマークもあっという間に発見です。
たっぷり触っておきました。
松江城は、写真撮影OKなので好きなだけ撮影できます。
NHKで放映中の真田丸に関係する軍扇です。
大坂冬の陣のとき、豊臣方の真田幸村が守る真田丸に攻め入ったのが
松平直政公でした。
松平直政公は、このとき14歳の初陣で勇敢な若武者振りに真田幸村が
感心して軍扇を投げ与えたそうです。
この軍扇は松平家で大切に保管され、松江城に現在あります。
つまり、この軍扇は本物でNHK大河ドラマ真田丸ではそのシーンは
あるのでしょうか?
徳川家の葵の紋入りの武具やら何やらがたくさん展示されています。
松江城の石落としです。
松江城の瓦と鬼瓦。
↑の窓は中から角度を変えて鉄砲を撃てる作りになってるそう。
松江城最上階の望楼です。
階段は攻められた時すぐ取り外せるようになっているそうです。
松江城最上階の望楼からの眺めです。
景色を眺めながらちどり娘さんから、クイズが飛び出します。
『あちらの山は何かに見えるのですが、分かりますか?』
とか
『姫路城の別名は白鷺城ですが、松江城の別名はなんでしょう?』
とか
『松江城は何年で建ったでしょうか?』
とか
二つ目三つ目は別の場所だったかもしれませんが、分かりやすい解説もあれば、
クイズもあったりで本当に楽しく過ごさせてくれます。
宍道湖を眺めながら、
『シジミの水揚げ量第1位は島根県で、20年連続だったシジミの
水揚げ日本一の座を、2011年に青森県の十三湖に奪われたものの、
翌年奪い返したんです!』
と、ちょっと得意げにガッツポーズをしながら話すちどり娘さん。
宍道湖の嫁が島伝説や浅いので歩いて渡れること、夕日のスポットとして有名で・・・
という解説に一緒にガイドツアーを回っているメンバーから『あー観たい』
という声があがったと思ったら
『本日は60%で・・・あー明日は100%ですねー♪』
とスマホで夕日の情報をパッパッと調べてくれる段取りの良さ。
ちどり娘さん、プロです、流石です。
松江城天守最上階の望楼で、ちどり娘といく松江城下めぐり
1コースは終了でお別れになります。
堀川遊覧船に乗る2コースは乗り場までちどり娘さんが
案内してくれます。
私は、お昼にそばを食べようと思っていたので、一緒に
行きました。
松江城を観ていて、疑問に思っていたことを質問してみました。
『松江城は徳川の城ですよね?どうして豊臣系の特徴の黒い白なんですか?』
ちどり娘さんは
『堀尾 吉晴公は豊臣、徳川両家に使えたので、どちらの特色が入っています』
『堀尾 吉晴公の美意識も影響したとも言われています』
確かにそう言われて松江城を観たら、黒色だけではなく白色も
目立ってくるから不思議です。
帰り道ちどり娘さんに『雨の日や雪の日は草履どうするんですか?』
と聞いてみました。
『雨の日も、風の日も、雪の日も356日やってます!』
『カバーをつけます、でも濡れるけん、終わってから洗います』
と足袋を洗うジェスチャー付きで話すちどり娘さん。
素で話していると、語尾になんとかやけん・・・とところどころに
出てきて、私の故郷愛媛と同じで懐かしかったですし方言良いです。
解説を方言全開でやっても、面白いと思いますよ。
堀尾 吉晴公の銅像の前で一緒に記念写真。
ピンと腕が伸びてるちどり娘さんに比べ、腕が曲がりだらしなく
立ってる私は、写真を見て猛反省です。
名残惜しいですが、ちどり娘さんとはお別れです。
石見銀山でガイドの有り難味がとっても分かった私ですが、今回の
ちどり娘Wさんにガイドしてもらいさらにそう思いました。
着物姿のキレイなちどり娘さんとお城巡り体験ですからね、普段では
絶対ありえませんし、一番印象に残っています。
おかげで私は、Wさん最高!ちどり娘最高!松江最高!
という状態になっております。
ちどり娘のWさん、本当にありがとうございました。
末永く、ちどり娘を続けて下さいね。
島根県に行って松江城観光をしようと思ってる方には絶対お勧めです。
というわけで、私のブログを見て興味が出た方のためのリンクです。
まずは、ちどり娘さんのフェイスブックです↓
https://ja-jp.facebook.com/chidorimusume
ちどり娘さんなどのガイドツアーを企画する松江ツーリズム研究会のHPです。
http://www.matsue-tourism.or.jp/
島根県は、ご縁の国ということでガイドツアーが充実しています。
それも、かなりの格安料金でガイドをしてくれるんですね。
詳しくは→http://www.kankou-shimane.com/ja/enishi
石見銀山と松江でスタンプをゲットした私は、すぐ投函したので
写真を撮り忘れました。
というわけで、影響力は全く無いですが、全力でオススメしますので
是非、ご参加下さい。
そば岡本で出雲そばを食す!
私『近くに行きつけのおそば屋さんあります?』
ちどり娘『行きつけはありませんが、観光される方は神代そばさんや
錦織選手の八雲庵さんが有名ですね・・・』
私『じゃーそばを食べるんだったら・・・』
とちどり娘さんに教えてもらったおそばやさんが、そば岡本です。
『そば岡本に行ってきます、方向はこっちですか?』
と聞いたら
すかさず近隣マップを出してくれ、スマホでお店が定休日でないか
チェックするちどり娘さんなのです。
お店は、松江城の大手前乗船場から徒歩5分ほどにあります。
ちどり娘さんが言ってたとおり、確かに民家みたい。
玄関開けて、どうすればいいの?状態になってしまいました。
玄関で靴を脱ぎ部屋に上がります。
普通の一軒屋の一室が、そば屋さんになった感じです。
お店のおばさんに『ちどり娘のWさんに紹介してもらいました』
と言ったらおばさんは
『ちどり娘?若い人?あ、娘だものね・・・・』
という感じでした。
有名なおそば屋さんよりリーズナブルです。
お店のおばさんは、
『食べれるんったら、割り子と釜揚げやね』
と言ってましたが、この日も暑く割り子のみにしました。
割り子そばは3枚(690円)です。
ばつゆを一番上にかけながら
『これくらい、辛いからかけすぎんように』
とおばさんは、説明してくれました。
そばつゆを舐めてみると、確かに辛いです。
しかし、おそばと一緒に食べるとちょうど良く、歯ごたえがあり
確かに美味しかったです♪
松江のマンホールです。
不昧公ゆかりの茶室明々庵に行ったものの、時間が無く
中に入らず帰ります。
駐車場までの道沿いに見える松江城とお堀。
あー、堀川めぐりしたかったし、和菓子も食べたかったな。
松江城大手前駐車場を出たのが12時16分、滞在時間は2時間47分で
駐車料金は600円でした。
さて、次は鳥取砂丘です。
続く
デミオで山陽 山陰旅行11!鳥取砂丘と愉快リゾート 湯村温泉三好屋!
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